カキ礁の豊かな生態系を実感

三番瀬市民調査(2014年7月)


トップページにもどります
「ニュース」にもどります
「市民調査」にもどります


 (2014年)7月13日、三番瀬市民調査の会は猫実川(ねこざねがわ)河口域で恒例の市民調査をおこないました。


カキ礁の北西部で干潟が広く干出

 干潮時の潮位(予測値)は11時35分にプラス3cmです。大きなカキ礁の北西部で干潟が広く干出しました。あとで気象庁発表の潮位偏差(予測値と実測値の差)の速報値をみたら、マイナス10cmくらいでした。ですから、じっさいの潮位はマイナス7cm(3cm−10cm)くらいと思われます。


カキ礁が多様な生き物の住み処になっていることを実感

 この日は大学生が4人参加です。うち3人は初参加です。こんな感想を寄せてくれました。
    「カキ礁を実際に見たのは初めてだった。カキ礁が多様な生き物の住み処(すみか)になっていることを実感した。こんなところが埋め立てられたらさびしいと思った」

    「いろいろと新しい発見をした。いろいろな話を聞くこともできて、貴重な体験となった」

    「この調査を1か月前から楽しみにしていた。アナジャコを釣ることはできなかったが、アナジャコがどういうものを知ることができた。とても楽しかった」
 この日確認した生き物は55種類でした。








約5000平方メートルの天然カキ礁



手作りの採水器を使ってカキ礁の上層と下層の塩分を測定



調査の合間に泥干潟の上で記念撮影







★関連ページ

このページの頭に戻ります
「ニュース」のページに戻ります
「市民調査」のページにもどります

トップページ | 概 要 | ニュース | 主張・報告 | 行政訴訟 | 資 料 |
干潟を守る会 | 房総の自然と環境 | リンク集 |