ボラがボートに飛び込んできた

〜三番瀬・猫実川河口域の市民調査(2012年5月)〜



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 三番瀬市民調査の会は5月8日、2012年2回目の調査をおこないました。
 潮位表の潮高(予測値)は午後0時22分に−11cmでした。ところが干潟は干出しませんでした。前回(4月8日)は、予測値−6cmで広大な干潟が干出しました。気圧などにより、実際の潮高と予測値はかなり違う場合があるということを実感しました。
 びっくりしたのは、航行中のモーターボートに大きなボラが飛び込んできたことです。ドーンという大きな音がしました。ボラが水面を飛び跳ねるのは毎回見ますが、ボートの中に飛び込んだのははじめて見ました。
 この日確認した生き物は62種類でした。


■放射線量も測定
 放射線量も測定しました。結果はこうです。   ◇海水面   0.008〜0.023マイクロシーベルト(μSv)   ◇カキ礁   0.017〜0.033マイクロシーベルト(μSv)  いずれも自然界に常に存在する放射線量のレベルです。
■猫実川河口域を守りたい

 市民調査にはじめて参加した藤代政夫県議(市民ネット・社民・無所属)がこんなことを話してくれました。
     「市民調査にはじめて参加した。猫実川河口域は思っていたより海水がきれいだった。たしかに、干潟の底質は泥っぽい。しかし、“ヘドロ”とか“環境が悪すぎて生物がすみづらい”というものではない。猫実川河口域をどうやって保全するかということをみなさんといっしょに考えたい」












ボートに飛び込んできたボラ。
つかんでいるのは三番瀬市民調査の会の伊藤昌尚代表。
うしろは藤代政夫県議



マンハッタンボヤ



アカエラミノウミウシ




シマハマツボ




ウネナシトマヤガイ




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