第二東京湾岸道路の三番瀬貫通を県が示唆

─平成30年度三番瀬ミーティング─




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 千葉県は2018年11月11日、「平成30年度三番瀬ミーティング」を市川市内でひらいた。

 今回のミーティングは第二東京湾岸道路に関するやりとりが中心になった。三番瀬保全団体のメンバー6人が第二湾岸道路構想について質問したり意見をのべたりした。質問の内容は第二湾岸道路と三番瀬再生計画の関連・整合性である。

 県の環境政策課はこう答弁した。
    「第二湾岸道路が三番瀬を通ることになった場合は、三番瀬の自然環境に十分配慮したかたちで実施することが必要である。第二湾岸道路の内容が具体的になったら、どう調整していくかということを考える」
    「第二湾岸道路が具体化して三番瀬に影響を与えるかたちで建設されるという具体的な案がでてきたら、調整をはかる。三番瀬再生計画があるから第二湾岸道路が三番瀬を通らないということではない。第二湾岸道路が具体化したら、三番瀬の自然環境に極力影響がないように必要な調整をはかることになる。第二湾岸道路は三番瀬をいっさい通らないということを前提にしているわけではない」
 この答弁は、これまでとかなりちがっている。「第二湾岸道路が三番瀬を通るということになった場合は」とか「三番瀬再生計画があるから第二湾岸道路が三番瀬を通らないということではない」ということは、これまで言わなかった。第二湾岸道路をめぐる動きが強まっていることを示唆している。
 この答弁をうけ、三番瀬保全団体はさまざまな運動をすすめることにしている。




県主催の平成30年度三番瀬ミーティング=2018年11月11日、市川市行徳公民館







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