「第二湾岸道路は必要な道路」

  「折に触れ、国に要望を行なっている」

      〜千葉県が8団体に回答〜



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 三番瀬保全団体が提出した「第二東京湾岸道路計画に関する質問書」にたいし、千葉県が回答しました。
 内容をみると、完全なはぐらかしです。
 「第二東京湾岸道路については、構想中の道路であり、ルートについては未定」としながら、「道路整備図では、第二東京湾岸道路や東京湾口道路など構想中の道路についても、事業化及び計画区間として記載」と回答しています。
 また、「なぜ三番瀬再生会議にまったく報告しないまま、国への予算措置要望などをおこなっているのか」という質問にたいしては、「第二東京湾岸道路は必要な道路」とし、「しかしながら、道路の整備については、構想から事業化まで非常に長い期間を要することから、折に触れ、国に要望を行なっている」という、人を食ったような回答です。


千葉県の回答書



第二東京湾岸道路計画に関する質問書について(回答)

 平成17年10月28日付けの第二東京湾岸道路計画に関する質問書については、別紙のとおり回答いたします。


《別紙》

  1. 「首都圏整備事業推進に関する提案・要望書」の道路整備図で、第二湾岸道路は「事業化及び計画区間」と記されているが、これはどういう意味なのか。

      (回答)
       道路整備図では、第二東京湾岸道路や東京湾口道路など構想中の道路についても、事業化及び計画区間として記載されています。

  2. 上記1の道路整備図では、第二湾岸道路のルートは従来どおりとなっているが、これは「三番瀬再生計画検討会議」(通称・円卓会議)の議論や合意事項を無視するものではないのか。

      (回答)
       第二東京湾岸道路については、構想中の道路であり、ルートについては未定です。

  3. 第二湾岸道路計画は三番瀬の保全・再生と深く関わる重要な問題なのに、なぜ三番瀬再生会議にまったく報告しないまま、国への予算措置要望などをおこなっているのか。

      (回答)
       本県の湾岸地域においては、東京湾岸道路や京葉道路等に交通が集中しており、慢性的な交通混雑が生じています。
       このような交通状況の改善を図るために、第二東京湾岸道路は必要な道路と考えています。
       しかしながら、道路の整備については、構想から事業化まで非常に長い期間を要することから、折に触れ、国に要望を行なっているところです。





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