整列したハマシギ1500羽に感激

〜2013年最初の三番瀬自然観察会〜



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 2013年最初の三番瀬(船橋側)自然観察会が1月6日にひらかれました。この観察会は千葉県野鳥の会と日本野鳥の会東京が毎月1回、共催で開いているものです。参加者は60人でした。

 ふなばし三番瀬海浜公園前の砂浜から、白雪をかぶった雄大な富士山が見えました。

 潮が満ちている間、シギ・チドリ類は防泥堤の上で休息です。ハマシギ1500羽、カモメ類1000羽以上、ミヤコドリ190羽がいました。

 ハマシギは防泥堤の上で10列くらいで整列です。参加者からこんな声がだされました。
     「鳥がこんなきれいに並んでいるのは初めて見た。人間が石を並べたような感じだ。それも全部が同じ方向を向いている。感激した」
 参加者から注目を浴びたのは1羽のビロードキンクロです。この鳥はカモ類です。目の下に三日月状の白い模様があります。そのため、目がつり上がっているように見えます。また、尻尾(しっぽ)が突き出ています。雄の体はビロードのような光沢を持つ黒色です。
 ビロードキンクロはたいへん珍しい鳥です。ここ数年、三番瀬に1羽だけやってきます。同じ個体が今シーズンもやってきたようです。

 ほかに、ミユビシギ、シロチドリ、ハジロコチドリ、ダイゼン、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、オナガガモ、スズガモなどがいました。



防泥堤の上で休息するミヤコドリ



防泥堤の上できれいに並んだハマシギ



ハマシギとミヤコドリ



ハマシギの群舞



雪をかぶった富士山



シロチドリ



ミユビシギ



波打ち際で採餌するシギ・チドリ類を遠くから観察



突堤からカモ類やカイツブリ類などを観察




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