潮干狩りと自然観察会を再開

〜ふなばし三番瀬海浜公園前〜



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 (2012年)4月20日、「ふなばし三番瀬海浜公園」前の潮干狩りが2年ぶりに再開されました。
 三番瀬の船橋側は、昨年3月11日の東日本大震災によって海浜公園の施設や人工海浜、護岸道などが甚大な被害を受けました。そのため立ち入り禁止になっていました。
 潮干狩り再開にあわせて、人工海浜や干潟への立ち入り禁止が解除です。「都心から一番近い潮干狩り場」の再開とあって、土曜・日曜やゴールデンウィークは潮干狩り客で大にぎわいでした。

 恒例の三番瀬自然観察会も5月6日、1年2か月ぶりに再開です。この観察会は「千葉県野鳥の会」と「日本野鳥の会東京」が毎月第1日曜日に開いているものです。
 この日は40人が参加しました。観察会にはじめて参加したという人も目立ちました。若い人たちです。潮干狩り客が多すぎたため、野鳥はふだんよりかなり少なめでした。干潟の端のほうで、メダイチドリ、キョウジョシギ、トウネン、ダイゼン、キアシシギなどが採餌していました。

 福島原発事故による放射能汚染に懸念をいだいている人が多いため、公園や潮干狩り場などでは放射線量の検査が毎日おこなわれています。いまのところ、砂、海水、アサリからの放射線は未検出です。公園内の放射線量も、自然界に常に存在するレベルです。



潮干狩りで大にぎわい




公園内の通路は人、人、人




干潟で採餌するシギ・チドリを熱心に観察する参加者




水中にダイビングして魚を捕食するコアジサシなどを観察




メダイチドリ




トウネン




キョウジョシギ





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