市民が守った「都会のオアシス」を堪能

谷津干潟で「シギやチドリをさがそう」



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 谷津干潟は習志野市の南西部にある。周囲は埋め立てられたが、「千葉の干潟を守る会」などの運動によって約40haの干潟が残った。中高層団地や住宅地に囲まれ、高速道路や国道が横切る市街地の真ん中に残っている。文字どおり「都会のオアシス」だ。1993年、干潟としては日本ではじめてラムサール条約湿地に登録された。水鳥が集う「都会の楽園」として市民に愛されている。

 (2021年)5月9日、「シギやチドリをさがそう」と題した観察会が谷津干潟で開かれた。主催は谷津干潟自然観察センターだ。干潟ではたくさんのシギ・チドリが餌(えさ)をついばんでいる。ダイゼン、メダイチドリ、キョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、ハマシギなどである。これまで見たことのないシギ・チドリをすぐ近くで見ることができて、子どもたちは大喜びだった。
(文・写真/中山敏則)



谷津干潟のシギ・チドリを熱心に観察したり撮影したりする人たち=2021年5月9日



キョウジョシギ



ダイゼン



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