三番瀬の豊かさを実感

〜湘南学園の生徒が見学〜



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 2016年7月11日、湘南学園の高校生8人が三番瀬を見学しました。
 湘南学園は神奈川県藤沢市にある私立高校です。2年時の総合学習で「わたしたちはどんな未来をつくるか」というテーマにとりくんでいます。そのうち「環境保全と干潟の保護」をテーマに選んだ8人が三番瀬を訪れました。
 午前中に千葉県庁でヒアリングしたあと、午後は現地見学です。三番瀬を守る会の田久保晴孝会長と三番瀬を守る連絡会の中山敏則代表世話人が案内しました。野鳥はミヤコドリ、ウミネコ、ダイサギなどがいました。
 現地見学のあとは船橋駅前の飲食店で懇談です。8人は県庁ヒアリングと現地見学の結果をまとめ、学園で発表しました。


「ずっと残してほしい」

 8人はこんな感想を寄せてくれました。
    「学園の近くには、茅ヶ崎海岸を含む湘南海岸がある。三番瀬を訪れてみて、湘南海岸とはかなり違うという印象を受けた。湘南海岸はサーファーや海水浴客でにぎわっている。しかし、ゴミがものすごく多い。その一方で底生生物や野鳥は非常に少ない。三番瀬は違う。ゴカイや貝類などの底生生物がたくさんいる。潮だまりではハゼやボラの稚魚がたくさん泳いでいる。ゴミはほとんどない。自然の干潟がどういうものであるかを実感した。ずっと守っていかなければ、と思った」

    「アサリをたくさん採ることができて楽しかった。こういう場所は保護しなければ、と思う」

    「私は逗子海岸の近くに住んでいる。逗子海岸にはアメフラシの卵が多くみられる。しかしゴカイや貝類はあまりいない。三番瀬にはゴカイや貝類がたくさんいた。楽しかった」

    「自然の干潟は生き物が多いことがわかった。守りつづけてほしい」

    「潮干狩りをはじめて経験した。はじめてみる生き物もたくさんいた。三番瀬は埋め立てなどを法的に規制するものがないとのことだが、ずっと残してほしい」

    「湘南海岸とちがって、三番瀬はゴミがない。これには驚いた。ゴカイや貝がたくさんいた。渡り鳥もたくさんやって来ると聞き、守らなければ、と思った」






「環境保全と干潟の保護」というテーマで三番瀬を見学した湘南学園の生徒たち



潮干狩りを楽しむ生徒たち











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