海を活かしたまちづくりを学ぶ

〜三番瀬を守る会「2015三番瀬干潟の学校」〜



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 「三番瀬を守る会」は2015年の2月から12月まで月1回、「2015三番瀬干潟の学校」を開きました。
 12月12日は最終回でした。テーマは「船橋市の“海を活かしたまちづくり”」です。船橋市政策企画課の職員がまちづくりの構想を説明しました。
 船橋市は「海を活かしたまちづくり基本構想・基本計画」を2002年に策定しました。その内容は、地域ごとの特色にもとづいて船橋臨海部の整備イメージを明確にする。そして、海をテーマとするまちづくりの具体化に向け、施策の方向や主要事業を整理する、というものです。
 市は、ふなばし三番瀬海浜公園のプール跡に環境学習館を整備します。温水プール棟を改装し、三番瀬の自然体験や環境学習ができるようにするというものです。海を見渡せる展望デッキも新設します。環境学習館のオープンは2017年7月の予定です。これらの計画について説明しました。


質問・要望が相次ぐ

 説明のあとは質疑応答です。参加者から質問や要望が活発にだされました。こんなふうにです。
     「JR船橋駅から三番瀬に行こうとしても、初めての人は行き方がよくわからない。三番瀬海浜公園行きのバスの発着場などをわかるように表示した案内板を駅前に設置してほしい」

     「観光に力を入れている自治体は、駅の構内に観光案内所を設けている。ところが船橋市には観光案内所がない。観光に力を入れるというのなら、JR船橋駅の構内または駅前に観光案内所を設けるべきだ」

     「三番瀬海浜公園前の砂浜には、初日の出客が毎年1000人ぐらい訪れる。ここは初日と富士山の両方をみることができる。たくさんの水鳥もみることができる。ところが、早朝はバスが走っていないため、車のない人は行けない。2011年の元旦は、京成バスが臨時で『かいひん初日の出号』をだしてくれた。その後は臨時バスがでなくなった。市として臨時バスの運行を働きかけてほしい」

     「三番瀬海浜公園の環境学習館の整備・運営については、環境団体や市民の意見が反映されるようにしてほしい」
 市は、「ここでだされた意見や要望は検討させていただく。関係部署にも伝える」と述べました。




「2015三番瀬干潟の学校」の最終回=2015年12月12日



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