三番瀬の保全・再生について意見交換

〜県主催「三番瀬ミーティング」開かれる〜



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 県の三番瀬再生事業について県民らから意見を聞く「三番瀬ミーティング」が(2011年)11月13日、市川市内で開かれました。市民、議員、関係行政機関の幹部・職員など70人が参加です。海をテーマに学んでいる船橋法典高校の生徒も5人が参加しました。


◆三番瀬市民調査のとりくみも発表

 第1部は、三番瀬関係の市民団体(3団体)による活動発表です。
 「三番瀬市民調査の会」(伊藤昌尚代表)も中山敏則事務局長が発表しました。発表テーマは、「三番瀬・猫実川(ねこざねがわ)河口域の自然環境を調べる」です。9年間におよぶ調査によって、猫実川河口域の生態系はたいへん豊かであることが判明したということを、数多くの写真やデータを提示して説明しました。
 発表後の質疑応答では、こんな質問がだされました。
     「猫実川河口域の生物相の豊かさがよくわかった。しかし、県はそこに土砂をいれて人工干潟をつくろうとしている。これについてどう考えているのか」
     「調査結果は県の再生計画にどう反映されているのか。また、一般市民には知らせているのか」
     「カキ礁はアオサの発生源になっているという人もいるが、それは調べているのか」

 中山事務局長はこんなふうに答えました。
     「市民調査の会の目的は、猫実川河口域のありのままの姿を調べること。調査結果をさまざまな三番瀬保全団体に提示し、活用してもらうことにしている。また、県にも提出している」

     「猫実川河口域の人工干潟化の問題や、市民調査結果を県がどのように扱っているかは、2部の意見交換会で議論していただきたい」

     「年に1回、市民調査報告会を開いている。また、調査結果をまとめた小冊子『三番瀬・猫実川河口域は“宝の海”』を発行した」

     「アオサの状況も調べている。ここ数年、猫実川河口域のカキ礁や干潟では、アオサはほとんどみられない」


◆「人工砂浜化(人工干潟化)はやめさせたい」

 第2部の意見交換会では、市民調査結果をあげて、「猫実川河口域の人工干潟化はやめるべき」「生物多様性に富んだ三番瀬は恒久保全することとし、そのために、早期にラムサール条約に登録すべきだ」などの意見が相次いでだされました。

 また、「漁場改善事業を話し合う会合は今年度から非公開になったが、従来どおりに一般に公開すべきだ」「人を入れずに生き物を保護する区域を残してほしい」などの意見もだされました。

 終了後、ある県議会議員からこんな感想がだされました。
     「猫実川河口域の生物相の豊かさがよくわかった。県議会の中では、大地震によって沈下したので三番瀬に土砂を入れて埋めるべきだ、という意見もだされている。これはとんでもない意見だ。三番瀬の人工砂浜化をやめさせるために、県議会でがんばりたい」
 なお、担当の県三番瀬再生推進室は、「次回の開催は来年度になると思う。開催頻度については今回の成果をふまえて検討したい」としています。







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