三番瀬の自然環境は単調化していない

〜県自然保護連合が「ちば2008年アクションプラン(案)」に意見〜



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 千葉県自然保護連合(牛野くみ子代表)は(2007年)12月16日、千葉県の「ちば2008年アクションプラン(案) 」に意見を提出し、「自然環境が単調化している三番瀬」の記述を削除するよう求めました。
 この「アクションプラン」は、「平成20年度に展開すべき事業を取りまとめたもの」です。

ちば2008年アクションプラン(案)



「ちば2008年アクションプラン(案) 」に対する意見




2007年12月16日

 千葉県総合企画部政策推進室
 計画調整グループ 御中

千葉県自然保護連合
代表 牛野くみ子


ちば2008年アクションプラン(案)に対する意見

「2 重点施策」の「施策19 三番瀬の再生」について、下記のとおり意見を提出します。


 「最終的な成果を表す指標」の「生物多様性の回復」の「現状(基準年)」中、「自然環境が単調化している三番瀬」を削除してください。

(理由)

 三番瀬は多様性に富んだ浅海域です。これは、県が実施した調査(「補足調査」など)でも明らかにされています。
 たとえば「市川二期・京葉港二期計画に係る補足調査のとりまとめの進捗状況について」では、「当該海域(三番瀬)は、環境特性の異なった複数の区域から構成されており、これらの場に生息する海生生物も多様性に富んでいる」と明記されています。これは、県が実施した平成18年度三番瀬自然環境調査でも裏付けられています。
 「自然環境が単調化している」という記述は、こうした調査結果と相反するものなので、削除してください。








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