浅海域の人工海浜化を求める意見が目立つ

〜三番瀬再生事業計画案のパブコメ結果〜




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 三番瀬の再生計画などを審議する「三番瀬再生会議」の第12回会合が(2006年)5月25日、浦安市内で開かれました。


■「人工海浜をつくるべき」の意見が16人も

 主な議題は、県が諮問した「三番瀬再生計画(事業計画)素案」です。
 会合では、県がこの素案について実施したパブリックコメント(意見公募)の結果も配布されました。
 結果をみてびっくりです。91人もの方が意見を寄せていました。2002年1月の円卓会議発足以降、パブコメが何度か実施されましたが、これほどの数が寄せられたことはありません。
 寄せられた意見も、これまでとまったく様相がちがっています。海をつぶしての護岸改修や市川塩浜の再開発を推進すべきという意見が数人から出されています。「いま一度、知事の開発計画撤回を撤回してもらいたい」とする意見もあります。
 また、三番瀬海域を人工海浜や人工干潟にすべきという意見が16人から寄せられています。「お台場(東京都)や幕張の浜(千葉市)のような人工海浜をつくるべき」という意見です。「猫実川河口域は保全すべき」という意見の数を圧倒的に上回っています。
 これまでは、そのような意見をだした人は多くても2、3件ぐらいですから、異常です。


■開発側がパブコメに動員?

 これについては、「なんとしてでも猫実川河口域を人工海浜(人工干潟)にしたい開発側が組織的に意見をださせたのではないか」という見方もされています。
 そういえば、再生会議はこれまで、パブコメの意見をまったく無視してきました。今回は、再生会議で素案を議論する前にパブコメを実施し、それを議論に生かすという方針に変えました。その意図は、人工海浜化積極推進の意見をたくさんださせ、それ再生会議の議論に反映させるということでしょう。


■“ウラに第二湾岸道あり”が次第に現実化

 堂本知事は、埋め立て計画をいったん白紙撤回したものの、三番瀬に通る計画になっている第二湾岸道路は「建設しなければならない」と言いつづけてきました。また、「里海の再生」という名で、猫実川河口域の人工干潟化を示唆しつづけてきました。
 したがって、円卓会議の発足時(2002年1月)から、「三番瀬再生の真のネライは、猫実川河口域の人工海浜(人工干潟)化であり、そのウラには第二湾岸道路がある」という見方がされていました。
 それが、次第に現実のものとなりつつあるようです。



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